院長挨拶
信頼される病院であり続けるために
三郷中央総合病院はつくばエクスプレスの三郷中央駅から徒歩8分に位置する総合病院です。病床数は289床(一般病棟223床:特定集中治療室(ICU)8床:回復期リハビリ病棟58床:血液浄化センター ベッド数27)で、医師、看護師(認定看護師6名、特定看護師7名)、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、管理栄養士、看護補助者、事務の各職員が連携を密にし、患者さんの問題解決に日々取り組んでおります。また総合病院である利点を活かして診療科間の連携も密に行い、限られた医療資源のもとで最良の医療の提供をめざしております。
一方、地域という視点からは、病病連携(病院同士の連携)、病診連携(かかりつけ医との連携)、医師会、行政機関(救急隊、消防)との連携も重要であり、定期的な会議の場を設けることを企画しています。
質の高い医療を行うためには、医療従事者のモチベーションを保つことも重要です。当院職員には、学会活動も推進しておりますが、最もモチベーションを維持することにつながるのは、患者さんが笑顔で退院されることを医療従事者ひとりひとりが数多く経験することだと思います。
医療資源は、無限ではありません。限られた医療資源のもとで、より多くの効果を上げるための対策にDxの推進があげられています。急激な変化は医療現場に混乱を来す可能性がありますが、患者さんにとってまた医療従事者にとっても負担を減らすと感じられるような方策には、少しずつ着実に取り組んでいきたいと思います。
予防医療や疾病の早期発見は、いつも時代でも求められます。当院では、人間ドックや健診にも取り組んでおりますのでご活用のほどどうぞよろしくお願いいたします。
三郷中央総合病院は、患者さん、かかりつけ医、連携病院の先生方に信頼されるよう、これまで以上に地域の医療機関・介護福祉機関・行政機関等との連携の充実・強化を図る所存です。三郷中央総合病院に、今後尚一層のご指導、ご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
2024年7月
三郷中央総合病院
院長 諸井雅男