急性脳梗塞に対するリハビリテーションの早期開始率
国内の脳卒中の患者は、約112万人に達し、死因第4位の国民病です。脳卒中の約6割が脳梗塞(脳の血管が詰まる)で、治療が遅れると体のまひなどの後遺症がでやすいため、早期治療とリハビリが重要になります。
当院は、脳梗塞の発症後、できるだけ早くリハビリテーションを開始(発症後3日以内)することで、予後を良くし、さらに再発リスクを減らし、QOL(生活の質)の低下を防ぎます。
脳卒中専門医やリハビリスタッフ(約100名)が、脳梗塞の発症直後から、退院後の生活を見据えた 治療とリハビリを計画的に行います。
《定義・計算式》
分子 | 分母のうち、入院後早期(3日以内)に脳血管リハビリテーション治療を受けた症例 |
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分母 | 18歳以上の脳梗塞の診断で入院した症例 |
【参考値】日本病院会QIプロジェクト(R2年度) 平均値:75.8%