放射線技術科
放射線技術科紹介
放射線技術科は、放射線(X線)を利用して撮影・検査を行い、臨床画像を提供する部門です。医師と協力し、安全な検査の実施と正確な画像診断情報の提供に努めています。
『医療被ばく低減施設』認定取得
当院は、平成27年11月に日本診療放射線技師会医療被ばく低減施設に認定されました。
『医療被ばく低減施設』認定についての詳細は日本診療放射線技師会のホームページをご覧ください。
装置のご紹介
X線テレビ装置
島津メディカル製 SONIAL Vision Safire17
身体の中の様子を透視で見ながら撮影する装置です。大型のフラットパネルを搭載しているため、広範囲で見ることができます。胃や大腸のバリウム検査、骨折の整復、造影剤を使用した検査や各種治療を行っています。
アンギオ装置
シーメンス製 Artis zee FA
主に心臓カテーテル検査、脳血管撮影、各種血管内治療等をおこなっています。56インチの大型モニターとフラットパネルを搭載していますので、動きの早い冠動脈の狭窄や小さな動脈瘤等も鮮明に映し出すことができます。
MRI装置
MRI装置 GE製 1.5テスラ SIGNA Explorer
強い磁石と電波の力により、人体内部の構造を鮮明に見ることができる装置で、超伝導磁石とコンピュータを用いた医用画像診断装置です。頭部領域の小さな疾患や整形外科領域、腹部領域などの全身部位の診断ができます。放射線を用いていないので被ばくの心配はありません。
MRI(DWI)急性期脳梗塞
脳血管MRA
MRI検査部位 | |
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脳(DWI、Flairなど) 下垂体 内耳道 脳血管MRA 頸動脈MRA 腹部MRCP |
骨脊髄(頚椎胸椎腰椎) 子宮卵巣 前立腺 四肢関節 軟部組織ほか |
マンモグラフィ(乳房撮影装置)
マンモグラフィ装置 シーメンス社製 MAMMOMAT Fusion
通常のX線撮影では写りにくい、乳房の撮影をする装置です。当院では、早期発見のための乳がん検診も行っています。2007年に検診施設の認定を取得し、現在はデジタル撮影で認定を取得しています。
撮影は全て女性技師が担当していますので安心して検査が受けられます。
CT装置
ドイツ SIEMENS社製 SOMATOM Definition Edge
1回転0.28秒の高速回転と同時に128スライスを撮影できる装置であり、従来の装置より短時間で広範囲を撮影することが可能になりました。息止めの長かった心臓の撮影も楽に検査が出来ます。
更に高度なCT検査が可能となり、3次元表示であらゆる方向から見ることが可能です。
低被ばくで高画質な撮影が可能で、患者様にやさしい装置です。
骨密度測定装置
米国Hologic社製 Discovery Ci
腰椎、大腿骨の骨密度を測定するため、精度の高い結果が得られます。骨折リスクの診断をサポートします。
受信者の体厚に影響されることなく,一定の時間で検査が可能です。
低線量のⅩ線で検査しますので、被ばくを気にする必要がありません。
医療機関様からの予約検査も承ります。お気軽にご相談ください。