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耳鼻いんこう科

耳・鼻・のどのお悩み、どうぞお気軽にご相談ください

耳鳴りや聞こえにくさ、めまい、鼻づまりや花粉症、のどの痛みや飲みにくさなど、耳鼻咽喉科は幅広い症状を診察する診療科です。「これくらいで受診していいのか分からない」「様子を見ているうちに長引いてしまった」という方も少なくありません。
気になる症状が続いている方、以前から気になっていたけれど相談する機会が無かった方も、どうぞお気軽にお立ち寄りください。早めのご相談が症状の悪化を防ぐ第一歩になります。

「聞こえにくい」を放置していませんか?

年齢とともに聞こえが悪くなるのは自然なことですが、最近の研究で、難聴を放っておくと認知症のリスクが高まる可能性があることがわかってきました。
聞こえにくいと、会話を聞き取ろうとするだけで脳が疲れやすくなります。また、会話がおっくうになって人と話す機会が減り、家に閉じこもりがちになることもあります。こうした積み重ねが、脳の働きに影響すると考えられています。
実際、海外の大規模な研究では、難聴の程度が強いほど、将来の認知機能低下や認知症の発症が多いことが報告されています。2024年に発表された認知症予防に関する国際的な報告書でも、難聴は「対策できる要因」の中で特に大きな影響を持つものとして挙げられています。
聞こえを補うことは会話や生活の質を保つうえでとても大切です。「年のせいだから」とあきらめず、聞こえにくさを感じたら、ぜひ一度ご相談ください。聴力検査を行ったうえで、補聴器のご相談も含め、お一人おひとりに合った対応をご提案いたします。

参考:
Livingston G, et al. Lancet. 2024;404:572-628
Lin FR, et al. Arch Neurol. 2011;68(2):214-220
Lin FR, et al. JAMA Intern Med. 2013;173(4):293-299
Deal JA, et al. Lancet. 2023;402:786-797

突発性難聴の治療について

突発性難聴とは

突発性難聴は、ある日突然、耳の聞こえが悪くなる病気です。原因ははっきりとはわかっていませんが、内耳の血流障害やウイルス感染、免疫の異常などが関わっていると考えられています。発症からできるだけ早く治療を開始することが、聴力の回復にとって重要とされています。「疲れているだけだろう」「そのうち治るだろう」と様子を見てしまう方も多いのですが、対応が遅れるほど聞こえが戻りにくくなる可能性があるため、早めの受診をお勧めします。

まず行う治療-ステロイド

突発性難聴に対する標準的な治療は、ステロイドの投与です。ウイルス感染説に基づき、内耳で生じた炎症を鎮めることを想定した治療です。それでも改善不良の場合、鼓室内(鼓膜の奥)に直接ステロイドを注入する治療も行っております。
ただし、ステロイド治療を行っても、聴力が十分に回復する方ばかりではないので実情で、全く改善しない場合もあります。

当院が取り組んでいる漢方治療の併用

こうした状況を少しでも良く出来ないかと考え、当院ではステロイド治療に加えて、漢方薬を併用する治療にも力を入れています。私自身、突発性難聴に対する漢方治療については、これまで学会誌にも報告してきました。

・平澤ら. 漢方治療を試みた突発性難聴例の検討. 日本東洋医学雑誌. 2019;70(4):366-375.
・平澤ら. 虚実中間証, 実証の突発性難聴例. 日本東洋医学雑誌. 2022;73(1):61-66.

漢方を加えたからといって、必ず聴力が改善するとお約束できるものではありません。まだ効果が十分に確立された治療とは言えず、今も試行錯誤を重ねている段階です。それでも、少しでも改善の可能性を高められればという思いで、全力で治療にあたっております。
聞こえの変化に気づいたら、様子を見ずに、できるだけ早くご相談ください。

☆当科では、隔週の土曜日にめまい専門外来を設けております。

めまい外来の紹介 (吉田医師担当)

めまいがおこったときにまずどんな病気を思いうかべますか?
脳梗塞、脳出血、脳腫瘍?めまいでもっとも怖いのは脳の病気ですが、実際におこる頻度は非常にわずかなものです。めまいでもっとも多い原因は耳からくるもので、実にめまいの7割程度をしめています。

めまい外来の紹介

耳からくるめまいについて


めまいの原因は耳といってもほとんどが内耳からです。
耳からのめまいでもっとも有名なのは、メニエール病です。以前メニエール病は内耳が原因のめまいの総称として呼ばれていました。ですが、実際にはメニエール病は内耳からのめまいの中でも1割程度です。片方の耳の聞こえが悪くなったり耳がつまった感じ、耳鳴りなどがめまいと一緒に起こる病気がメニエール病です。また、めまいは数時間から半日続きます。
耳からくるめまいで最も多い病気は聞き慣れないかも知れませんが、良性発作性頭位めまい症と言う病気です。

このめまいはじっとしていると良くなるものの少し動くとめまいを繰り返す病気です。難聴や耳鳴りは伴いません。めまいがするので動くのが怖かったりいやになったりして、寝たきりにもなってしまうことがあります。このめまいは診断がつけばじっとしているより運動をすることで良くなっていきます。治療には作成した運動療法をご紹介します。
その他には、前庭神経炎めまいを伴う突発性難聴などがあります。前庭神経炎は脳梗塞や脳出血を思わせるほどの強いめまい発作です。また、突発性難聴は突然のひどい難聴となりますが、その際にめまいを伴うこともあります。

その他、脳からのめまい、頸部からのめまいや、頭痛との関連のあるめまい、自律神経との関係のあるめまいなど様々なめまいがあります。

めまいは受診時には軽快していることがあります。めまいの診断で最も大事なのは、めまいがおこった時の状況を覚えておいていただくことです。何度か繰り返しているめまいであれば、次のことに気をつけて受診してください。めまいの状況をメモしてくださるとさらに診断に役立ちます。

この様な症状の方はご相談ください。

めまいの治療

めまいの起こった時に気を付けるポイント!

気をつけるポイント
  • 何時頃、何をしているときにめまいが始まった(起こった)か。
  • じっとしているとめまいは軽快するか、持続しているか。
  • 聞こえが悪いことや耳鳴がめまいと一緒にあるか。
  • これまでに同じようなめまいをくり返しているか。

診断


当院のめまい外来では、聴力検査・赤外線CCDを使った眼振検査(めまいがしているときは『眼振』といって眼が振るえるので、これを確認します)・重心動揺検査(体のバランスをみる検査)などの検査機器も利用して診断に役立てています。そして、正しい治療に結びつけていきます。めまいについて、お困りの方は受診して相談してください。

診断

スタッフ紹介

【部長】 平澤 一浩 (ひらさわ かずひろ)

出身大学 筑波大学
卒業年 2011年
資格
  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医
  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定指導医
  • 補聴器相談医
  • 補聴器適合判定医
  • 日本めまい平衡医学会認定めまい相談医
  • 難病指定医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医
  • 日本東洋医学会認定漢方専門医
  • 医学博士
専門分野 耳鼻咽喉科一般
漢方診療

外来担当医表

更新日:2026年09月01日
時間

午前

受付

8:0012:00

診療

9:0013:00
予約制なし
予約制なし
予約制なし
予約制なし
予約制なし
予約制なし
眩暈専門外来
第1.3.5 受付11:30まで
予約制なし
第2.4
受付11:30まで

午後

受付

12:3016:30

診療

14:0017:30
完全予約制
第2.4(漢方)