遺伝子検査｜三郷中央総合病院

大腸がん遺伝子検査

採血で検査OK

【Shield 大腸がん ctDNA 検査】：血液による早期大腸がんの高感度な検査

大腸がんの進行によるがん組織から血液中に流れ出したがん細胞由来の血中循環腫瘍DNA(ctDNA)のさまざまな変化を解析し、ステージⅠ～Ⅲの早期大腸がんを高感度※1に検出する検査です。

1：感度とはがんを有する人ががんと診断される確率。感度83%（Abstract#913e:Clinical Validation of a Cell-free DNA Blood-based Test for Colorectal Cancer Screening in an Average Risk Population)

大腸がんは早期発見が大切です

便潜血で要精密検査となった健診受診者のうち30.2~40.5%※２の方が精密検査（大腸内視鏡検査）を受診していません。
受診機会が少ないことによって、がんが進行した段階で診断される可能性がでてきます。
より早いステージで患者さんを発見するには、簡便で高感度な血液検査が有効です。
Shield 大腸がん ctDNA 検査は事前準備や鎮静剤が不要、事制限もなく入院や長時間の拘束もありません。
大腸がんの可能性が判ることで予防につながります。

２地域保健・健康増進事業報告、2019年度消化器がん検診全国集計（日本消化器がん検診学会雑誌）

検査費用: 308,000円（税込）
結果がわかるまで: 約4週間

本検査は大腸がん検診で推奨されている検査を置き換えるものではありません。
異常なシグナルを検出した場合には、大腸がん由来のDNAが存在している可能性があります。大腸内視鏡検査など精密検査を受けることで明確になります。

消化器がん　遺伝物質（m-RNA)検査

【マイクロアレイ血液検査】：消化器がんのリスク検査

メッセンジャーRNAを解析し消化器がんのリスクを判定します。
がんが発生活性化すると、免疫による防御機構が働くことで、細胞に含まれるメッセンジャーRNA（ｍRNA）の発現に変化が生じます。消化器系4つのがんに関わるmRNAの発現を解析することで、がんのリスク分析を臓器を特定して行うことができます。

マイクロアレイ血液検査は、がんなどの異物に対する体の反応を評価し、消化器がんのリスクを調べる検査です。対象となるのは胃がん・大腸がん・すい臓がん・胆道がんです。4種のがんの有無についての感度・特異度は90%を超えており※3、高い精度で判別を行うことが可能です。

※3 感度：がんを有する人ががんと診断される確率特異度：がんを持たない人が、がんを持たないと診断される確Honda M, et al. Biochem Biophys Res Commun. 2010 Sep 10;400(1):7-15. Epub 2010 Aug 2.

本検査は、受診者自身が生活習慣の改善や受診を行うかを判断するための参考となる情報を提供するものであり、消化器がんの疾患・発症に関する医学的な診断や助言を行なう検査ではなく、医師の診断や助言を代替するものではありません。
消化器がんの発症や進行は、その他の健康診断の検査結果や精密検査の結果をもとに総合的に判断されます。

マイクロアレイ血液検査の報告書

マイクロアレイ血液検査は、RNA（2,665個）の発現量解析、および、消化器がんの部位別クラスタリング解析によって、消化器がんのリスクを判定しています。
報告書のサンプルはこちらからご覧になれます。

検査費用: 110,000円（税込）
結果がわかるまで: 約3週間

保有遺伝子解析

【サインポスト　がん遺伝子検査】：がんを起こしやすくする関連遺伝子解析

サインポストがん遺伝子検査は、「どんながんになりやすい遺伝子を保有しているのか」、「がんの発症予防には、どのようなライフスタイル・食生活が適しているのか」を知ることができる遺伝子検査です。
男性12項目、女性14項目のがんリスクを判定します。

一生に一度の検査でOK！

サインポスト「がん遺伝子検査」の報告書

報告書のサンプルはこちらからご覧になれます

検査費用: 56,100円（税込）
結果がわかるまで: 約3週間

【サインポスト　生活習慣予防】：生活習慣の遺伝的リスクを判定

サインポスト「生活習慣病予防プログラム」は、このような遺伝的な要因を調べることで、「どんな病気にかかりやすい体質か」「どのようなライフスタイル、食生活が適しているか」を知ることができる遺伝的検査です。
16項目の生活習慣の遺伝的リスクを判定します。

本検査は、受診者自身が生活習慣の改善や受診を行うかを判断するための参考となる情報を提供するものであり、特定の疾患・発症に関する医学的な診断や助言を行なう検査ではなく、医師の診断や助言を代替するものではありません。
疾患の発症や進行は、その他の健康診断の検査結果や精密検査の結果をもとに総合的に判断されます。