循環器センター 循環器内科
当科は三郷地域で唯一、24時間365日、昼夜問わずに緊急カテーテル検査、治療を含めた総合的な循環器診療が可能な体制を整えております。循環器内科は主に心臓、血管に関係する病気の診療を行っています。
具体的には以下のような疾患が対象となります。
血管内治療
当科では、心臓、末梢血管に対する血管内治療を積極的に行っております。
「経皮的冠動脈インターベンション」(PCI)
当科の中心的医療です。2020年度は、計300例を施行しました。ほとんど全てを、手首の血管から行い、患者様の肉体的負担を大きく軽減しています。
又、命に係わる病気である急性心筋梗塞に対しては、PCIをいかに迅速に行うかが、患者様の予後を改善するために重要ですが、当院では24時間365日体制で治療が可能です。
「下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療」
下肢閉塞性動脈硬化症は足の血管が動脈硬化によって狭窄、閉塞し歩行時の痛みや、足先の冷感、足の指の壊死が起こる病気です。詰まった血管を風船で拡張し血流を回復させることが、病変によっては可能であり当科でも積極的に行っております。
「不整脈に対するカテーテルアブレーション治療」
2021年6月より東邦大学医療センター大橋病院の協力の元、頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーションを導入しました。カテーテルアブレーションは心臓のリズム異常が起こり、脈が乱れる【心房細動】や脈拍数が多くなる【頻脈性不整脈】に対して主に行われます。
治療は3泊4日の入院を目安としており、カテーテルアブレーションは入院2日目に実施します。
治療適応も含め、ご相談いただければと思います。
その他
「睡眠時無呼吸症候群外来」
睡眠時に呼吸が止まる、浅く・弱くなることで日常生活にさまざまな障害を引き起こす疾患が睡眠時無呼吸症候群です。
なかには、心臓機能の低下も考えられ、睡眠時無呼吸症候群の治療を行うことで心不全の再発リスクを減らすことも可能と考えられています。
その為、当科では睡眠時無呼吸症候群外来を循環器内科にも設け、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療を行っております。
(循環器内科部長)矢﨑 義行 | |
出身大学 | 東邦大学 |
卒業年 | 2005年 |
資格 | 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会認定総合内科専門医 心臓リハビリテーション指導士 日本心血管インターベンション治療学会認定医 難病指定医 |
診療内容 | 循環器内科 |
専門分野 | 心臓カテーテル治療 末梢血管カテーテル治療 心不全 |
(院長)並木 温 |
(副院長(統括部長兼務))諸井 雅男 |
永井 泰斗 | |
出身大学 | 東邦大学 |
卒業年 | 2013年 |
資格 | 医学博士 日本内科学会認定内科医 日本循環器学会認定循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会認定医 方向性冠動脈粥腫切除術(DCA)施術医 日本心不全学会・日本不整脈心電学会 植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了 心臓リハビリテーション指導士 |
診療内容 | 循環器内科 |
専門分野 | 冠動脈カテーテル治療 末梢血管カテーテル治療 |